エアロレザーのケア

【レザーコンディショナー】

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レザーケア・メンテナンスとは本来あるべきレザーのベストコンディションを保つこと。
「ヤレ」はその使用年数による健全な経年変化です。

ホースハイドがきれいに経年変化してくると、非常に細やかでビロードのような繊細な手触りで且つ腰のあるしなやかなレザーになってきます。レザーフェチの方であればいつまでも触っていたくなる手触りです。これは他のどんなレザーでも味あうことができません。

そして長きに伝わるエアロ信者の日々のメンテナンスとは・・・

1)シーズン直前に乾いたタオルで軽く拭き1年間(半年)のよごれ、ほこりを落とします。そもそもカビは汚れ・埃に繁殖しますので、元凶を取り除く訳です。夜の歯磨きと同じ。そしてエアロ・レザーコンディショナーを加脂します。(これからまたワンシーズンよろしくというアイサツ程度)

使用方法は下記。

2)シーズン中は出来るだけ着ること。出来れば毎日着ること。出来れば終日着ること。

3)収納はできれば風通しがあり乾燥して直射日光のあたらない所がベスト。カビ防止。

4)シーズン中に1-2回、レザーコンディショナーでメンテすると更に良い経年変化が出てきます

また、革用クリーナーの類は色が全部抜けてしまったりする場合がありますので止めた方がいいでしょう。弊社ではそういったジャケットを何着も救済してきました。変な色になっていまったら弊社にご相談ください。

エアロ・レザーコンディショナー使用方法

①レザーコンディショナーを手の平にボトボトと取り、あるいはジャケットに直に垂らし、レザーフェチがジャケットを撫でるように塗り広げていきます。
びちょびちょになります。驚くことはありません。

  • ジャケットの場合1回のお手入れでボトルの3分1くらいを目処に、年に3回くらいご使用ください。

  • 「レザーコンディショナー」はジャケット1着1-2年くらいのお手入れに丁度良い容量となってます。

②塗ったあと1-2晩、風通しのいい日陰に吊るして自然乾燥させてください。この間に水分は蒸発しオイルはレザーに浸透します。
いじったりしないで大人しく待ちましょう。
オイルを塗った直後は濡れた感じになっていたジャケットも元の硬さに戻ります。

③その後、軽くタオルでカラ拭きするとレザーに光沢が出ます。レザーメンテという意味では乾拭きの必要は全くありませんが、乾拭きするとメンテした感が味わえます。
この光は動物系WAXコーティング剤による人工的なものとは違い、健全なレザーから生まれる自然な光沢です。

④この時点ですばらしい手触り・匂いと共に恍惚として頂いて構いません。

⑤お手入れ終了です。またガンガン着込んでください。

ミンクオイル使いますか?ホースハイド捨てますか?

さて、「レザーにはミンクオイル」という固定観念が強くあります。ただし、ホースハイドには完全にNGです。上述の繊細な手触りが経年変化で出てきません。ミンクオイル等動物系オイルに含まれるWAX(ロウ)がレザー表面をコーティングしてしまい、健全な経年変化を阻害してしまうからです。(よって動物系ワックス含有オイルは全てNG)

びしょ濡れになってしまった時は。。

エアロレザーのホースハイドは多少の撥水性がありますので少々の雨の場合は表面の雨をタオルで拭き取ればOKです。

ただ、雨が滴り落ちるくらいずぶ濡れになったときは注意が必要です。
濡れた革は熱に非常に弱く、強い熱にあてると変形・劣化し、レザーは実質的に死にます。ドライヤーやストーブ等は絶対に使用せず日陰で風通しのよいところで自然乾燥させ、完全に乾く直前に、エアロ・レザーコンディショナーを普通よりも多めにすりこんで油分を補ってあげて下さい。水分の蒸発とともに油分も失われているからです。

コンディショナー使用方法